函館到着。でも終わりではなかった。

ついでにナイトも、やっちゃおーと勇士達は振るいたち、いったんホテルに荷物を置きに行ったあと、函館空港に引き返した。

と、ここで話をそれて、ホテルの話。

最初、JALカードのポイントがたまるから、JALホテルにしようと思っていたが、あいにくの満室。

で、インターネットで探したホテルがここ、湯の川プリンスホテル。

ここは函館有数の温泉地。ビジネスコースがあって、朝食付きで(確か)9,000円。

ここは、よかったー。

海岸線沿いに、露天風呂になってて、北海のさみしい海を見ながら温泉につかる。

最高でした。

 

話は戻って、函館空港。

昼間こんなに飛んで、なにも夜まで飛ばなくてもいーだろー、というのはシロート。

でも、疲れを省みず、飛ぼうと言うのはキチガイに他ならん。

なんと言われようが、ヒコーキが好きだからしょうがない。

夕方5時以降の勤務時間を過ぎた教官が、イヤな顔せず付き合ってくれたのは、感謝感激。

 

日没を待ってエンジン始動。1回ずつのTGL。

順番はじゃんけんで決めて、Tさんから。

 

航空法でさんざん勉強したけど、誘導路の灯火がホントに本に書いてあるように光っている。

そしてあちこちがピカピカ。(誰ですかー。キャバレーのネオンを想像するのはー。)

 

滑走路に入り、パワー全開。

広いジェットが降りるランウェイを、小さなセミのようなセスナがのそのそ加速。

そして、ローテーション。

宙に浮いた瞬間、すばらしい光景が目に入った。

 

下には星のジュータン。

そして、ネオンのキラキラ。

百万ドルの夜景をセスナから拝むすばらしさ。

(この場面、暗くて写真なし。残念)。

 

函館山一周のコース。

函館山には、観光バスがたくさん。

空から見た方がきれいに決まっている。ざまみー。

 

アプローチで滑走路に正対すると、ストロボフラッシュが、パカパカ。(いわゆるアプローチセンターライン。)

こりゃ、まるで映画の世界だねー。

TOP GUNでトム・クルーズが、ストロボパカパカ滑走路の脇で、バイクに乗ってたたずむ光景を思い出す。

心から感動。

 

感動を引きずりながら、自分がラストバッター。

自分で操縦桿を握り、函館の夜景を一周し、アプローチ。

こんなことは、もう二度とないかもしれん。

 

ナイトと言えば、横浜一周フライトも、結構きれいだけんど、桶川の滑走路に着陸じゃ折角の夜景も幻滅してしまう。

 

言葉にうまく表せなかったが、とにかく、すばらしいナイトフライトになりました。

 

 

 

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